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一人暮らしの掃除機は、マキタ「CL107」だけで本当に十分?1年間使って分かったこと

1年前、がらんとしたワンルームの新居に立ち、僕は途方に暮れていました。
これから始まる新生活。揃えるべき家電は山ほどある中で、特に頭を悩ませたのが「掃除機」です。

選択肢は無限にあるように思えました。
激安のコード付き掃除機で妥協するか? ボーナスをはたいて、憧れの高級コードレス掃除機に手を出すか?

悩んだ末に僕が選んだのは、プロ用工具メーカーが作る、驚くほどシンプルな一台、「マキタ CL107FDSHW」でした。

そして1年。文字通り365日、この掃除機と一人暮らしの城を守り抜いてきた今、あの日の自分、そして今のあなたが抱いているであろう、たった一つの、しかし最も重要な疑問に、僕は自信を持って答えることができます。

「一人暮らしの掃除、本当にこの一台だけで十分だったのか?」

これは、メーカーの宣伝文句でも、誰かの受け売りでもない、僕の1年間のリアルな体験レポートです。

結論:1年使って断言。一人暮らしに「これ以上」も「これ以下」も要らない

まず結論からお伝えします。
マキタCL107は、僕の一人暮らしにとって「十分」どころか、「完璧な最適解」でした。

この1年間、ただの一度も「もっと吸引力が強ければ…」「別の掃除機にすればよかった…」と感じたことはありません。むしろ、使えば使うほど「なぜ、こんなにも一人暮らしにフィットするのか」と感心するばかりでした。

僕の1年後の通信簿は、以下の通りです。

項目評価(5段階)1年後のリアルな感想
吸引力★★★★☆フローリングとラグの髪の毛やホコリなら余裕。正直、困ったことがない。
手軽さ★★★★★もはや無意識レベル。スマホを手に取る感覚で掃除できる。これが全て。
収納性★★★★★クローゼットの僅かな隙間に収まる。狭い部屋の救世主。自立しない点だけ注意。
コスパ★★★★★1万円台でこの満足感が1年続くなら、もはや投資。壊れる気配も一切ない。
総合満足度★★★★★自信を持って、過去の自分と、今この記事を読んでいるあなたに推薦できる。

僕がマキタを選んだ3つの理由(と、1つの不安)

1年前、数ある選択肢の中から、なぜ僕がマキタCL107を選んだのか。それは、一人暮らし特有の3つの切実な事情と、拭いきれない1つの不安があったからです。

理由1:部屋が狭いからこそ「収納性」が命だった

ワンルームのクローゼットは、いわば聖域です。服、本、趣味の道具…限られたスペースにいかにモノを収めるかが死活問題。そこに、大きくて不格好な掃除機が居座る余地はありませんでした。マキタの圧倒的なスリムさは、この時点で僕にとって大きな魅力でした。

理由2:「安物買いの銭失い」にだけはなりたくなかった

5,000円の激安掃除機も、もちろん検討しました。しかし、「すぐに壊れた」「吸引力が落ちた」というレビューを見るたびに、結局また買い直すことになる未来が目に浮かびました。その点、「プロの現場で使われるマキタ」というブランドイメージは、長く使える相棒としての安心感を与えてくれました。

理由3:掃除に「1秒でも」時間をかけたくなかった

仕事から疲れて帰ってきて、貴重な休日に、掃除なんかに時間と体力を奪われたくない。これが僕の本音でした。コードレスで、準備も後片付けも不要というマキタの手軽さは、僕の理想のライフスタイルにぴったり合っているように思えたのです。

唯一の不安:「吸引力」、本当に大丈夫…?

しかし、どうしても拭えない不安が一つだけありました。
「こんなに軽くてシンプルで、本当にちゃんとゴミを吸えるのか?」
こればかりは、実際に使ってみないと分からない賭けでした。

【1年間のリアル】マキタCL107は一人暮らしの「何」を解決してくれたか

そして、その賭けの結果がどうだったか。この1年間、僕の部屋で起こった様々な問題と、マキタがどう解決してくれたのかを、具体的にご紹介します。

フローリングとラグに落ちる無数の髪の毛 → 気づいた瞬間に”無かったこと”に

一人暮らしの部屋で最も目立つ敵、それは髪の毛とホコリです。以前は週末にまとめて掃除していましたが、マキタが来てからは、朝、着替えるついでに30秒、夜、お風呂に入る前に30秒。気づいた瞬間にサッと吸うだけで、僕の部屋から「気になる髪の毛」はほぼ絶滅しました。

料理後のキッチンの床のザラザラ感 → ストレスごと吸引

自炊をすると、どうしてもパンくずや野菜の切れ端が床に散らばります。以前は屈んでティッシュで拭いていましたが、今はコンロの火を消すのと同じくらいの気軽さで、足元のゴミを吸い取れます。料理の後片付けのストレスが、一つ確実に減りました。

玄関やベランダの窓際の砂埃 → むしろ得意分野だった

コード付き掃除機では絶望的に面倒だった場所。それが、マキタにとっては最も輝けるステージでした。コードを気にせず、サッと外に持ち出して使える。この機動力のおかげで、部屋全体の清潔度がワンランク上がった気がします。

「掃除がめんどくさい」という最大の問題 → 掃除の概念が変わった

そして何より、僕の「掃除は面倒なもの」という固定観念を根底から覆してくれました。マキタの掃除は「労働」ではありません。歯を磨いたり、顔を洗ったりするのと同じ、「日常の身だしなみ」の一部になりました。

【FAQ】これから買う人のための正直Q&A

  • Q1. 1年使ってバッテリーの劣化は感じますか?
  • A1. 正直、全く感じません。僕の使い方が「毎日5分程度のちょこっと使い」だからかもしれませんが、まだまだ新品同様です。万が一劣化しても、バッテリーだけを簡単に買い替えられるのがマキタの大きなメリットだと思います。
  • Q2. 紙パックのコストって、実際どのくらいかかりますか?
  • A2. 僕の場合、1枚の紙パックが1ヶ月半〜2ヶ月くらい持ちます。10枚で500円程度なので、月々で言えば缶コーヒー1本分以下。ゴミ捨て時にホコリが一切舞わない快適さを考えれば、安すぎる投資です。
  • Q3. 分厚いカーペットの部屋でも本当に大丈夫ですか?
  • A3. 正直に言うと、もし部屋全体が毛足の長いフカフカのカーペット敷きなら、より吸引力の強いモデルを検討した方が良いかもしれません。しかし、一般的な一人暮らしの部屋に多いフローリング+ラグ、という環境であれば、全く問題ありません。

まとめ:一人暮らしの「最初の相棒」として、これ以上の選択肢はない

この1年間、マキタCL107は単なる「家電」ではありませんでした。
限られた空間を快適に保ち、貴重な時間を守り、日々の小さなストレスを解消してくれる、まさに「最高の相棒」でした。

  • 省スペースで、ミニマルな暮らしを邪魔しない。
  • 初期投資は抑えつつも、長く使える信頼性がある。
  • 何より、面倒な掃除からあなたを解放し、自由な時間を生み出してくれる。

一人暮らしの家電選びは、人生のパートナー選びに少し似ています。見栄を張って不相応な相手を選ぶのでもなく、安さだけで妥協するのでもない。自分の暮らしに寄り添い、毎日を少しだけ豊かにしてくれる「ちょうどいい」相手を見つけることが、幸せへの近道です。

僕にとって、マキタCL107は、まさに「ちょうどいい」最高のパートナーでした。
あなたが今、同じように悩んでいるのなら、僕が1年前に熟読し、購入の決め手となった、より詳細なレビュー記事を読んでみることを強くお勧めします。

きっと、あなたの新生活の最高のスタートを後押ししてくれるはずです。

→【本音レビュー】私がダイソンをやめてマキタを選んだ理由|CL107FDSHWが掃除嫌いの救世主だった

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